MVの制作会社は、メジャー案件が中心の会社から、バンド向けの低予算を得意とする会社まで、性格がまったく違います。ここでは、料金・作品・第三者の確認・制作体制の4つを、公開情報だけで並べました。運営は、MVもつくっているFILMOQ株式会社です。FILMOQも他社と同じ基準で載せています。
この表から分かること
- 料金を公式サイトに出していたのは、調べた6社ではDOPEZINEとアトヨンサウンドファクトリーの2社です(FILMOQを除く)。メジャー案件が中心の会社は、金額を公開していません。
- アーティスト名つきの作品を公式サイトで確認できたのは、スペースシャワーエンタテインメントプロデュース・BABEL LABEL・P.I.C.S.・isaiの4社です。
- 監督名を公式サイトで公開していたのはBABEL LABEL(20名超)でした。MVは監督で仕上がりが変わるため、依頼前に担当監督の過去作を見るのがおすすめです。
凡例:○=公式サイトや公開資料で確認できた △=一部のみ、または自社発表のみ -=調査日時点で、公式サイトや公開資料に掲載を確認できなかった(掲載がないことを意味するものではありません)。調査日:2026年10月6日。順位は付けていません。
| 会社 | ①料金の公開 | ②作品とクライアント | ③第三者で確認できる実績 | ④制作体制の明記 |
|---|---|---|---|---|
| スペースシャワーエンタテインメントプロデュース | 確認できず非公開(公式サイトに記載なし) | 確認できたGReeeeN「ペリドット」、西野カナ「LOVE BEAT」、ASIAN KUNG-FU GENERATION「スキンズ」、yama「UPSIDE DOWN」など(公式のCREATIVEページ) | 一部・自社発表のみ「年間400本超」は自社発表のみ。MV関連アワードでの社名の受賞は今回確認できず | 一部・自社発表のみCREATIVEとPRODUCEの2部門体制と自社が説明。監督・プロデューサー名は確認できず |
| BABEL LABEL | 確認できず非公開(公式サイトに記載なし) | 確認できたMrs. GREEN APPLE(大森元貴)「灰色」「Magic」、amazarashi「スワイプ」、ゆず「ビューティフル」など(公式のWORKS) | 確認できたサイバーエージェントの子会社(同社の企業情報で確認)。映画・ドラマ・WebCMの受賞は自社ページに掲載、MV単独の受賞は確認できず | 確認できた20名超の監督名を公式サイトで公開 |
| P.I.C.S. | 確認できず非公開(公式サイトに記載なし) | 確認できたM!LK「時空超えてユニバース」、Creepy Nuts「Running Wheel」、BE:FIRST「BRUCE WAYNE」、WANIMA「inside」、櫻坂46「Lonesome rabbit」(公式のWORKS) | 確認できずMV関連の受賞・報道は今回の調査では確認できず | 一部・自社発表のみクリエイターのマネジメントも行う映像クリエイティブ会社と自社が説明。監督名は確認できず |
| isai | 確認できず非公開(公式サイトに記載なし) | 確認できたVaundy「踊り子」、なにわ男子「Missing」、SEVENTEENのJEONGHAN X WONWOOのMVなど(公式サイト) | 確認できず受賞・報道は今回の調査では確認できず | 確認できずメンバーページはあるが、内容は今回確認できず |
| DOPEZINE | 確認できたMV制作50万円(キャスティング・撮影・編集などを含む。内容により変動。公式サービスページ) | 確認できず公式のWORKSはWeb・デザイン案件が中心で、MVのアーティスト名は確認できず | 確認できず受賞・報道は今回の調査では確認できず | 確認できず監督名、自社制作か外注かの記載は確認できず |
| アトヨンサウンドファクトリー | 確認できた6時間撮影+編集の基本MV:平日154,000円/土日祝165,000円(税込)。5時間の簡易パッケージもあり(公式の料金ページ) | 一部・自社発表のみ制作実績ページはあるが、アーティスト名は今回確認できず | 確認できず受賞・報道は今回の調査では確認できず | 確認できずスタッフ名、自社制作か外注かの記載は確認できず |
| FILMOQ(運営者) | 確認できず自社MVの料金は未掲載(料金表には他社公表値をもとにした市場の目安のみ) | 確認できたWurtS feat. にしな「サンタガール」(公式サイト)。ほか欅坂46 土生瑞穂の個人PV | 一部・自社発表のみMVではなく映画の実績:『The Unluckiest Girl in the World』がRaindance Film Festival 2026に選出。MV単体の受賞は掲載なし | 確認できた代表の映画監督・早坂亮輔が企画・演出を担当 |
本表に載せていない会社
次の会社は、今回の調査でMVの実績を公式の情報から確認できなかったため、本表には載せていません。
- Candee:小学館の100%子会社の総合制作会社。公式サイトからMV作品の記載を確認できず。
これらの会社が、MVを手がけていないという意味ではありません。情報をお寄せいただければ確認して反映します(連絡先は運営者ページ)。
この表の読み方の注意
- ①は、公開されている金額だけを見ています。MVは尺・撮影日数・出演者で大きく変わるため、下限同士は単純に比べられません。
- DOPEZINEとアトヨンサウンドファクトリーは、MV専業ではない、またはバンド向けの低予算帯で、他社とは想定する予算が違います。
- ③の「○」は、会社の外から確認できたものです。MVの受賞は監督個人の名前で出ることが多く、会社名との照合は今回できていません。
- 「-」が多い会社が劣るわけではありません。非公開にする理由がある場合もあります。
- 公式サイトの取得は要約ツール経由のため、金額や固有名詞に誤りがあれば、運営者ページの連絡先からお知らせください。